「貴船口」から2.1Km、徒歩なら坂道を約25分。
京都バスへ乗り換え約5分で「貴船」下車、後徒歩約5分。
お車なら、「貴船口」から 貴船神社まで渋滞がない場合で約8分。
右側の街道を行くと結社(えんむすび)まで 徒歩片道約8分(300m) お車なら、渋滞がない場合で約3分。
奥宮(以前の本宮)まで 徒歩片道約15分(700m)お車なら、渋滞がない場合で約6分。
京都が山背(山城)の国からの水神を祀る社「山城国愛宕郡 貴布禰神社」として記載され、日本の最高位で、分祀が全国に約500社ほどあります。ご祭神は高龗神(たかおかみのかみ)で、この神は奥宮の闇龗神(くらおかみのかみ)と同じ水の神です。平安京の遷都後も都の「水の神」さまとして貴船の地が御所の真北に位置し(結界も引かれていたとも言われます)、鴨川の水源となるため、京都の水源を守る神として貴布禰(キブネ)神への信仰が深まったものです(もとは木生根、木生嶺として山林守護の神として祀られていたも言われます)。高龗神(たかおかみのおおかみ)、闇龗神(くらおかみのかみ)の高は山の尾根筋、闇は深谷や谷間で、「龗(おかみ)」という字は「龍」を意味する古語です。
<貴船神社からのご注意>
乗用車の駐車場が2時間まで1台500円(15台可) ※貴船に駐車場はほとんどありません。できるだけ電車・路線バスをご利用下さい。 行楽シーズン(特に夏季の土日とお盆)は、周辺道路が大渋滞します。時間に余裕を みて計画をお立て下さい。 とありますように渋滞にご注意下さい。
貴船街道から左に鮮やかな二の鳥居が見えれば到着です。鳥居にかかる、青もみじも紅葉もすごく映えます。 鳥居をくぐると右手にある大杉と白鬚社の祠に歴史を感じます。七夕やもみじ灯篭のライトアップでイメージの参道石段を本宮にあがります。
818年以来歴朝の奉幣祈願がたびたびあり、祈雨には黒馬、祈晴に白馬または赤馬が献せられるのが例でした。時代が移るにつれ馬に変えて「板立馬」が奉納されるようになり、この「板立馬」が現在の絵馬の原形とされています。貴船神社は絵馬発祥の社としても知られています。
石段を登ると、左手に社務所、正面にお神水が湧き出ていますのでぜひ、一口飲んで下さい。湧き水の名水、それはそれは美味しいお水です。お神水の左側、水占斎庭があり、水に浮かべるとお神水の霊力によって文字が見えてくるおみくじがあります。水占のおみくじは浮かべる前には文字が見えないので、箱の中から 好きな1枚を選びます。(おみくじは乾くと再び文字が見えなくなります。)1枚 200円ですが、恋を占うと人気があります。
右手奥が拝殿・本殿です。現在の本殿・拝殿は2007年に改築されたばかりです。
水の神、縁結びの神を祀る貴船神社では、厳かに和やかに日本の伝統に則った厳粛な神前結婚式が行われています。 貴船べにやでは大広間でも川床でも披露宴が出来ます。1日1組の披露宴。季節にあわせ貴船でしかできない結婚式をお楽しみ下さい。
まず本社に、次に奥宮に、そしてその帰りに結びとして中宮『結社』に参拝すると願いが叶うという『三社詣』が古くからの習わしです。